ドローン点検 割れやすい瓦におススメの工法とは 

ヌルぞう社長の おすそ分け知識の壺
「割れやすい瓦」におススメの工法とは・・・です
ドローン点検の様子も詳細に書いています

 

▼元記事のアメブロです リンク貼ってます
こちらには ドローン点検の動画も見れます

 

 

気象庁気象データを調べてみると、

4月に入ってから5m以上の風が

吹いた日は25日もありました

 

 

 

ドローンでの屋根点検が、

やりにくい季節でもあります

 

 

 

ドローンは、住宅密集地などでは、

風速5m/秒以上での飛行を

基本的に禁止されているからです

(諸条件あり)

 

 

 

 

ただ、航空法に抵触しない

200g未満の機体であれば

その限りではありません

 

 

 

 

一昨日の4月25日の午後

外壁と屋根塗装の見積りの

依頼を受けて現調に伺いました

 

 

 

道中、のぼり、旗などが

はためくのを見ながら空撮は無理かな??

と、思いつつ現地へ向かいます

 

 

 

お施主様から、一通り現状や

お困りのことなどを伺い、

外壁などの建物診断を行います

 

 

 

少し風が収まったかな~

と思えるタイミングを見計らって

ドローンの飛行準備をします

 

 

 

使用する機体は、

200g未満のMAVIC mini

小型で高性能な機体です

 

 

 

上空から屋根の全体像を見る為、

自立飛行ができるPモードで

高度20mまで上昇

 

 

 

 

 

 

 

 

と、

ここで北寄りの強風が、、、

 

 

 

あっという間に50mも

流されてしまいました

 

 

 

Pモードでは、風に逆らって

帰還することが出来ない

 

 

 

屋根点検では使う事のない

スポーツモードに切り替えて

何とか現場上空へ帰還

 

 

 

 

スポーツモードにすると無風で

最高時速45kmものスピードで

飛行することが出来るモードです

 

 

 

ここからは、

風に流されないように

Sモードでの屋根点検です

 

 

 

風に流されないように

機体は、斜めに傾いたまま

空中に止まっています

 

 

 

で、

屋根の状態はと言うと

 

 

 

 

 

 

棟側から撮影しているので

画面上が、軒先です

 

 

 

 

画面右側、妻部の役物(ケラバ)の

際のカラーベストが、数枚割れています

右上の割れ方は、雨漏りの原因となります

 

 

 

屋根材は、現在は廃版になっている

KMEW コロニアルNEOと思われます

 

 

 

ノンアスベストの屋根材ですが、

脆くて割れやすい特徴がある

カラーベストです

 

 

 

屋根の塗装中に割れてしまう

そんな瓦です

 

 

 

 

北西面に移動してみると、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

カラーベストが雪止めのところで

大きく割れてしまっています

 

 

 

高度を下げて見ると、

下地のルーフィングが

見えている状況です

 

 

 

 

 

 

原因は不明ですが、

建築してから一度も誰も

屋根に上がっていないと

仰っているので、

 

 

 

カラーベスト特有の

建築当初のできた内部クラックが

経年劣化で表面化して割れたと

思われます

 

 

 

これは、確実に雨漏りしています

とは言っても、屋内にまで

漏っていないと思いますが、

 

 

 

雪止めや、屋根材を止めている

釘孔から天井裏に漏れている

可能性が高いです

 

 

 

ドローンの最大の弱点で

発見できても、その場で応急処置を

することが出来ないのです

 

 

 

その他は、

特に異常がみられないし、

強風の為、早々に着陸します

 

 

 

これまでも、何度か記事にした

カラーベストの異常ですが、

 

 

 

お薦めは、塗装をするのではなく

金属ルーフでのカバー工法です

     ▼廿日市市 K様邸カバー工法施工後画像

 

 

 

 

 

 

屋根の状態を見ずして

ちゃんとした見積りは出来ません

 

 

 

 

 

屋根点検の様子

Sモードなので動きがカクカクしています

 

 

 

 

 

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